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フードマイレージとフェアトレード

遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
水曜の新年一発目試飲会&合宿とテスト前後に行事満載ですががんばっていきましょう!

今日は私が講読している「ふぇあうぃんず」のメルマガでフードマイレージとFTについて取り上げていたので、そこで考えさせられたことをつらつら書きます。

フェアトレードの課題のひとつにフードマイレージがあるという話を昨年のミーティングなどでみんなでしましたよね。フードマイレージとは、ある食べ物が運ばれた距離と(輸送機関)によってCO2がどれくらい排出されているかを表す指標です。日本は世界有数の食糧輸入国ですが、国民一人あたりのフードマイレージが最も大きい国となっています。
その一方、年間に食料5800万トンを輸入して1600万トンを捨てているのも大きな問題ですが…

さて、僕は地産地消という考え方が好きです。僕が、国産のものを好んで食べるのは輸入物よりも安心感があるってところが大きいんです。さらに、輸送エネルギーの削減にも繋がってるって気づいた今は、もっともっと国産のものを選んで食べたいなって思います。多少高いけど、人生っていうロングスパンで考えたらこういう「安心料」が病院に行かないからだを作ってるとも考えられますしね。ただ、最近の食品偽装などの問題で「国産」表示のものが果たして国産かどうか自体怪しいなってこともありますが…
また、北海道に住んでた頃は、同じ野菜で北海道産と本州産が並んでたら北海道産を買うことが多かったです。これもエネルギーがどうこうというより、地元びいきの気持ちとより強い安心感によるところなのでしょう。安心感の根拠はないんですけどね。ともかく、地産地消のいいところの一つは地元にお金を還元できるというところじゃないでしょうか。

さて、これとまったく対極の位置にありそうなフェアトレードですが、MANAが生協で扱っているフェアトレードチョコレートのフードマイレージはいかほどでしょうか。あのチョコは1枚あたり50gですが、実は80gのCO2を排出しています(ちなみにhttp://www.food-mileage.com/calculator/では私たちが買う食品のCO2排出量と国産との比較が計算できるようになってます)。実際、チョコレート原料は製造地・スイスを経て地球一周してますから、こうしてみると「フェアトレードって輸送コストがかかって環境に良くない」つまり、「フードマイレージが大きい=環境に悪い」と思ってしまいますよね。実際僕もそう決め付けていました。

しかし、そもそもフェアトレードと地産地消を対比してるところに間違いはあるんじゃないかと思います。たしかに、フェアトレード商品の多くは遥か地球の裏側から結構なエネルギーを消費して運ばれてくるのかもしれません。しかし、原料の生産国である発展途上国の森林伐採や焼畑農業など、環境に負担をかける方法を選ばず、自然に近い形で作物を育てているという点で大いにエコアクションだと思います。流通時のことだけでなく食物の生育から消費までの生産過程トータルで考えれば、フェアトレードの食べものの方が農薬や環境保全の点で優れているかもしれません。発展途上国の暮らしと環境を守るフェアトレードも、地産地消と併せて考えていっていいのではないかと思います。
自然環境に配慮した安全な食べ物を家庭に届ける活動をしている「大地を守る会」は、この点を考慮してフードマイレージをうまくまとめていますので参考に。http://www.food-mileage.com/about/

たけし
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こめんと

ちょっちこめんと。

「地産地消」と「自由貿易」は今の社会で最も熱い話題の一つであり、また今の社会をもっともよく表している問題の一つなんじゃないかな、と思います。二酸化炭素の話もそうですが自国の産業保護だとか食料自給率のことだとか、突き詰めていくとほぼ同じ一点に行き着きます。

なんでも貿易をしてしまうと富の集中やいざ貿易の循環が滞った時にどうするかと言う問題がありますし、何でもかんでも地産地消が良いのであればそもそも貿易なんていう行為自体がナンセンスになってしまいます。

経済学で「比較優位」なんていう考え方があります。簡単に言えば自分のところで低コストで作れる商品を生産してお互い交換し合えば効率が良い、と言う話なのですが、自由貿易の根拠によく用いられます。(使いようによっては「途上国は一生一次産品を作ってろ!」みたいなことにもなってますが)

また、特定の技術や商品と組み合わせることでとんでも大きな付加価値をつけることができる商品や技術もこの世にはたくさんあります。先日新聞で読んだ話なのですが、アイポッドの表面をつるつるにしている技術は日本の新潟かどっかの企業のものであり、もともとは食器を磨く技術だったとか。上記のフェアトレードチョコなんかもわざわざスイスに持っていくのも同じ事で、要は組み合わせ次第でものは使いようってことなのでしょうね。

輸送のコスト(もちろんお金という意味ではなく、もっといろいろなものを含んだ意味で)も考えた上での国際分業を考えていけたら良いですね。なんやかんやいわれている自由貿易体制や「グローバリゼーション」ですが、選択肢(=可能性)が増えると点をまだまだ突き詰めていく必要がありますね。

ペルー人

i-podそうなんですか。そういう付加価値を必要としている業界って意外に多いんだけど、普段頭柔らかくしておかないとなかなかひらめかないんよね。
僕も何かひとつくらいストック持っておきたい。

ある技術を真似したり、それをmodifyするすばらしい民族のひとつにペルー人がいます。あちらで「ペルー人の手にかかればどんなものでも1日で作れる」ということわざのようなものがありますが、あるペルーの町で、某世界的に有名な赤い会社のコーラそっくりの飲み物を工場で製造販売しようとして、訴えられ、工場が閉鎖に追い込まれたことがありました。しかし、その翌日、閉鎖に追い込まれた工場の近隣にもうひとつ偽赤コーラ工場ができて、稼動を始めました。やはり味は瓜二つ。このままではいたちごっこが続くと考えた赤い会社は、その存在と味を同質と認め、権利代を払うだけでOKとしたそうです。
実際、僕のような素人でも地域差があることは感じました。炭酸の強さが一番気づきやすいかなと思います。

おんなじようなことがMP3のウォークマンやカシミヤのマフラーなどでもあったそうで。さすがにウォークマンもマフラーも製品分析からまがいもの完成までひと月以上はかかってますけどね。
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プロフィール

みづの

  • Author:みづの
  • MANAは2005年7月、神戸市外国語大学の有志が中心となって組織した団体です。目的はフェアトレードの実践を通じてフェアトレードについて知識を深めることと大学内や地域におけるフェアトレードの普及でした。現在はフェアトレードだけでなく、貿易・開発・人権など様々な視点から物事を考える・学ぶ場として活動しています。
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